胸郭出口症候群

こんにちは、テラ治療院です。

皆さんは腕に痛みやしびれが現れたことはありますか?

その腕の痛みやしびれ、胸郭出口症候群かもしれません。

胸郭出口症候群は、首から腕にかけての神経や血管が圧迫されることによって引き起こされる症候群です。この症候群は、20〜50歳の成人に多く見られ、特に女性に多いとされています。

胸郭出口症候群の種類

  1. 神経型
    最も一般的なタイプで、腕神経叢(C5〜T1)が圧迫されることにより、腕や手の痛み、しびれ、脱力感などが現れます。
  2. 静脈型
    鎖骨下静脈が圧迫されることで、腕の腫れ、青紫色、重だるさなどの症状が現れます。
  3. 動脈型
    鎖骨下動脈が圧迫されることで、腕の冷感、蒼白、痛みなどが現れます。

原因と危険因子

胸郭出口症候群の原因には以下のようなものがあります

  • 先天的な解剖学的異常(例:頸肋、長い第7横突起)
  • 姿勢の悪さや筋肉の過緊張(例:斜角筋、小胸筋の過緊張)
  • 外傷や事故(例:交通事故による頸椎の過伸展)
  • 繰り返しの腕の動作や長時間の不良姿勢
  • 妊娠や腫瘍など

症状

  • 首、肩、腕、手の痛みやしびれ
  • 腕の脱力感や知覚異常
  • 腕の腫れや青紫色(静脈型)
  • 腕の冷感や蒼白(動脈型)
  • 手の筋力低下や巧緻動作障害

胸郭出口症候群は、神経や血管の圧迫によって様々な症状を引き起こす疾患です。早期の診断と適切な施術が重要です。気になる腕の痛みやしびれがありましたらご相談下さい。

皆様の身体の悩みを『技術』と『まごころ』と『おもてなし』で治します。

タイトルとURLをコピーしました