こんにちは、テラ治療院です。
「しっかり寝たのに身体がだるい」
「なんとなく頭がボーッとする」
「疲れやすくて集中できない」
「呼吸が浅い気がする」
こんな症状はありませんか?
身体のだるさには、睡眠不足・ストレス・栄養状態・運動不足・病気などさまざまな原因があります。
その中で今回は、
「酸素と身体のだるさ」
という視点から考えてみましょう。
■ そもそも身体はなぜ酸素が必要なの?
私たちの身体を動かしている細胞は、活動するためにエネルギーを必要とします。
そのエネルギーを効率よく作るために重要なのが酸素です。
呼吸によって取り込んだ酸素は肺から血液へ入り、全身へ運ばれ、細胞のエネルギー産生に利用されます。
つまり酸素は、
「身体が活動するためのエネルギー作りに欠かせないもの」
なのです。
■ 酸素が足りないと身体はどうなる?
医学的な意味で血液中の酸素が不足する「低酸素血症」などが起こると、
- 息苦しさ
- 頭痛
- 動悸
- 強い疲労感
- 集中しにくい
- 意識状態の変化
などが現れることがあります。
ただし、
「身体がだるい=身体が酸欠になっている」
とは限りません。
健康な方では、多少呼吸が浅く感じても血液中の酸素濃度は正常に保たれていることが多いためです。
では、なぜ「呼吸が浅いと疲れる」と感じることがあるのでしょうか?
■ ポイントは「呼吸のしやすさ」
呼吸するときに働いているのは肺だけではありません。
肺そのものが大きく膨らむというより、
横隔膜が動く
↓
肋骨・胸郭が広がる
↓
胸の中の圧力が変化する
↓
肺へ空気が入る
という仕組みで呼吸しています。
つまり、
姿勢や胸郭の動きも呼吸と関係している
ということです。
■ 猫背になると呼吸が浅く感じやすい?
長時間、
- スマートフォンを見る
- デスクワークをする
- 前かがみになる
- 猫背になる
といった姿勢が続くと、胸郭を大きく動かしにくくなることがあります。
すると深く呼吸しようとしたときにも、
「胸が広がりにくい」
「息を吸いづらい」
と感じることがあります。
さらに首や肩周囲の筋肉まで呼吸を補助するために使われ続ければ、首・肩の疲労感につながることもあります。
■ 運動不足も関係する?
運動すると、
心臓が血液を送り、呼吸によって取り込んだ酸素を全身へ届け、それを筋肉が利用する
という働きが活発になります。
反対に運動不足が続くと体力が低下し、
「少し動いただけで疲れる」
「階段ですぐ息が上がる」
という状態になりやすくなります。
この場合も単純に「酸素が足りない」というより、
酸素を取り込み、運び、利用する身体全体の能力
という視点で考えることが大切です。
■ 実は「鼻呼吸」も大切!
普段の呼吸では、鼻呼吸にも大切な役割があります。
鼻から吸った空気は、
- 温められる
- 加湿される
- 異物が取り除かれる
など、肺へ入る前に調整されます。
さらに鼻腔・副鼻腔では一酸化窒素(NO)が産生されており、鼻から吸い込むことで気道へ運ばれます。
一酸化窒素には血管を広げる作用などがあり、鼻呼吸が持つ生理的な特徴のひとつとして研究されています。
「口からたくさん吸えばいい」ということではなく、普段から自然に鼻で呼吸できることも大切です。
■ 「酸素をたくさん吸えば疲れが取れる」ではありません!
ここはとても大切です。
健康な方の場合、通常は血液中の酸素はすでに高い割合で保たれています。
そのため、
深呼吸をたくさんすれば血液中の酸素がどんどん増える
というわけではありません。
むしろ無理に速く深い呼吸を繰り返すと、過換気によって二酸化炭素が必要以上に減り、めまいや手足のしびれなどが起こることもあります。
大切なのは、
「たくさん吸う」ことより「自然に呼吸しやすい身体をつくる」こと。
と考えてみましょう。
■ 呼吸しやすい身体をつくるポイント
日常生活では、
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 胸を張り過ぎず楽な姿勢を意識する
- 肩甲骨や胸郭を軽く動かす
- ウォーキングなど適度な運動をする
- 睡眠時間を確保する
- 普段は自然な鼻呼吸を意識する
などから始めてみましょう。
「大きく吸わなきゃ!」と頑張る必要はありません。
ゆったり自然に呼吸できる状態を目指すことが大切です。
■ テラ治療院でのサポート
テラ治療院では、身体のだるさや呼吸のしづらさを感じる方に対して、
- 猫背・巻き肩などの姿勢
- 胸郭の動き
- 肩甲骨の動き
- 首・肩周囲の筋緊張
- 日常生活や運動習慣
などを確認します。
呼吸は肺だけの問題ではなく、胸郭や姿勢とも関係しています。
身体を動かしやすく、自然に呼吸しやすい状態へ整えていくことも、身体のコンディションを考えるうえで大切です。
■ ただの「酸欠」と決めつけないで!
身体のだるさは、
- 睡眠不足
- 貧血
- 感染症
- 心臓や肺の病気
- 甲状腺などの病気
- 栄養状態
- ストレス
