こんにちは!
テラ治療院です、今回はマレットフィンガーについてお話しします。
あまり馴染みのない方も多いかと思います。
「マレットフィンガー(mallet finger)」はよくスポーツや日常のケガで起こる指のトラブルで、簡単にまとめるとこんな感じです
🔹マレットフィンガーとは
- 指先の関節(DIP関節=第一関節)が 伸ばせなくなるケガ のこと。
- 原因は「指の伸筋腱(指を伸ばす腱)」が切れたり、腱が骨ごと引きはがされたりするため。
- 見た目は「指先が垂れ下がって、まっすぐ伸びなくなる」のが特徴。
🔹原因
- ボール(野球・バスケ・バレーなど)が 指先に直撃 → 腱や骨にダメージ。
- ドアや物に指を引っかけるなど、日常動作でも起こることがある。
🔹症状
- 指先が 自力でまっすぐ伸ばせない。
- 腫れや痛みは軽いことも多い。
- 放置すると「曲がったまま固まる」→ 指の変形につながる。
🔹施術
✅基本は保存療法(多くは手術なしで治る)
- 固定(スプリント療法)
- 指先を常にまっすぐに伸ばした状態で固定。
- 6〜8週間つけっぱなし、その後リハビリをしながら数週間追加で装着。
- 少しでも外すと再断裂する可能性があるので注意。
- 指先を常にまっすぐに伸ばした状態で固定。
✅手術が必要な場合
- 骨ごと折れて関節がずれているとき
- 保存療法でうまく治らないとき
🔹日常生活での注意
- 普段からスプリントを外さないことが最重要!
- 水仕事のときも外さず、濡れたらすぐ乾かす工夫をする。
- 完治後も完全に元通りにはならず、わずかに伸びきらないこともあるが、通常生活に支障は少ない。
まとめると
マレットフィンガーは「指先をまっすぐ伸ばせなくなる腱のケガ」。
多くは手術せずに「固定」で治りますが、普段からの管理をしっかり守らないと後遺症が残りやすいのがポイントです。
日常生活でも十分に起こりやすい外傷となりますので万が一マレットフィンガーかな?と思う状態になりましたらテラ治療院までお問い合わせください。
皆様の身体の悩みを『技術』と『まごころ』と『おもてなし』で治します。