こんにちは、テラ治療院です。
前回、前々回の記事では「O脚」と「X脚」についてそれぞれ紹介しました。
今回はその2つを比べながら、「違い」と「改善のヒント」をわかりやすくまとめていきます。
O脚とX脚の見た目の違い
まずは見た目の特徴から確認しましょう。
種類 | 見た目の特徴 | 膝の位置 | 足首の位置 |
O脚(内反膝) | 両ひざの間が開き、脚がOの字のように見える | 離れている | くっつく |
X脚(外反膝) | 両ひざがくっつき、脚がXの字のように見える | くっつく | 離れている |
O脚はひざが外向き、X脚は内向きになっているのがポイントです。
主な原因の違い
原因 | O脚 | X脚 |
姿勢のクセ | 片足重心、足を組む | 内股歩き、ペタペタ歩き |
筋肉バランス | 内ももが弱く、外側が強い | 外ももが弱く、内側が強い |
骨格のゆがみ | 骨盤が外側に開く | 骨盤が内側にねじれる |
関節の影響 | 膝の内側が狭くなる | 膝の外側が狭くなる |
どちらも「筋力バランス」と「骨盤・膝のアライメント」が大きく関係しています。
体への影響の違い
O脚・X脚はどちらも放っておくと体に悪影響を及ぼすことがあります。
- O脚の場合:膝や腰の内側に負担がかかり、変形性膝関節症につながることも。
- X脚の場合:膝の外側や股関節に負担がかかり、腰痛や歩行バランスの乱れを起こすことも。
改善のポイント
共通して大切なのは、「正しい姿勢」と「筋力バランスの改善」です。
- O脚の改善には:内もも(内転筋)とお尻(中殿筋)を鍛える。外側の張りをストレッチ。
- X脚の改善には:太ももの外側やお尻の筋肉を強化。内股歩きを改善。
そして、治療院での骨盤・膝のバランス調整を組み合わせることで、より効率的に整えていくことができます。
まとめ
O脚とX脚は、見た目だけでなく原因や体への影響も異なります。
「自分の脚のタイプを知る」ことが、正しいケアへの第一歩です。
当院では、姿勢チェックや歩行分析を行い、それぞれに合わせた施術・トレーニングを行っています。
脚のラインや膝の痛みが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
皆様の身体の悩みを『技術』と『まごころ』と『おもてなし』で治します。