こんにちは、テラ治療院です。
「肩が上がらない」「動かすと痛い」「常に重だるい」
そんな肩の痛みを感じていませんか?
実は、肩の痛みといっても原因や状態によって種類が異なり、
適切なケア方法も変わってきます。
今回は、肩の痛みでよくみられる代表的な症状と、その特徴をわかりやすく解説します。
肩の痛みが起こる主な原因
肩関節は、体の中でも特に可動域が広く・複雑な構造をしています。
そのため、筋肉・腱・関節・神経など、さまざまな部分が痛みの原因になりやすいのです。
原因は大きく分けて以下の5つ👇
- 筋肉の疲労やコリ
- 関節や腱の炎症
- 加齢による変化
- 姿勢や使い方のクセ
- 神経の圧迫や障害
肩の痛みで考えられる代表的な疾患・症状
① 肩こり(筋緊張性肩痛)
デスクワークやスマホの使用、ストレスなどで肩まわりの筋肉が緊張して起こる痛み。
首〜肩〜背中にかけての「重だるさ」「張り感」「頭痛」を伴うこともあります。
特徴:
- 動かすと少し楽になる
- こり感や重だるさ中心
- 姿勢不良・眼精疲労が関係
主な原因: 姿勢の悪さ、血流不足、ストレス、冷え
② 五十肩(肩関節周囲炎)
正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、40〜60代に多く見られる症状。
肩の関節や腱に炎症が起き、動かすと強い痛みが出ます。
特徴:
- 腕を上げる・後ろに回すと痛い
- 夜寝るときにズキズキする
- 動かす範囲がだんだん狭くなる
主な原因: 加齢による腱や関節包の変性、血行不良
③ 腱板損傷(けんばんそんしょう)
肩を支える4つの筋肉(腱板)が、使いすぎや外傷によって傷ついた状態。
野球やテニスなど、肩をよく使う人にも多い症状です。
特徴:
- 腕を上げるとズキッと痛む
- 夜間痛(寝返りで痛む)
- 力が入りにくい
主な原因: 繰り返し動作、加齢、転倒などの外傷
④ 石灰沈着性腱炎(せっかいちんちゃくせいけんえん)
肩の腱の中に「石灰(カルシウムの結晶)」が沈着し、炎症を起こすことで激しい痛みが出る状態です。
特徴:
- 突然の激しい肩の痛み
- 夜眠れないほど痛むことも
- 腫れや熱感を伴う
主な原因: 代謝の乱れ、血流低下、ホルモンバランスの変化
⑤ インピンジメント症候群
腕を上げるときに、肩の骨と腱がぶつかって痛みが出る症状です。
若い世代のスポーツ選手や、デスクワーク姿勢が悪い人にも増えています。
特徴:
- 肩を横に上げる途中で痛む(途中でひっかかる)
- 安静時は痛みが少ないが、動かすと痛い
- 慢性的な違和感
主な原因: 姿勢不良、使いすぎ、肩関節のずれ
⑥ 頚椎性肩こり・神経痛
首(頚椎)の神経が圧迫されることで、肩や腕に痛み・しびれが出るタイプ。
肩そのものの問題ではなく、首が原因の場合です。
特徴:
- 首の動きで肩や腕にしびれが出る
- 片側だけ痛むことが多い
- 指先にまでしびれが出ることも
主な原因: 頚椎ヘルニア、頚椎症、姿勢不良
肩の痛みを放っておくと?
放置すると、関節の可動域が狭くなったり、筋肉のバランスが崩れて慢性的な肩こり・頭痛・姿勢の悪化につながることもあります。
痛みが続く・夜も痛い・動かせない場合は、早めの対処が大切です。
治療院でのアプローチ
テラ治療院では、
- 肩の動きや姿勢のチェック
- 筋肉・関節・神経の状態を丁寧に確認
- 症状に合わせた施術やストレッチ指導
を行い、肩の痛みの原因を根本から改善していきます。
まとめ
肩の痛みといっても、「筋肉由来」「関節由来」「神経由来」など、原因はさまざまです。
原因に合ったアプローチを行うことで、より早く改善が期待できます。
「肩が上がらない」「長年の肩こりが取れない」「夜にズキズキ痛む」
そんな方は、ぜひテラ治療院へご相談ください。
皆様の身体の悩みを『技術』と『まごころ』と『おもてなし』で治します。
