こんにちは、テラ治療院です。
「五十肩がなかなか良くならない…」
「動かすと痛いし、夜もズキズキする」
そんな方に共通しているのが、**姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)**です。
実は五十肩は、肩だけの問題ではなく、姿勢が大きく関わる疾患なんです。
今回は、五十肩と姿勢の関係について分かりやすく解説します。
■ 五十肩と姿勢の関係とは?
五十肩は「肩関節の炎症・拘縮(固まり)」が中心ですが、
その背景には 姿勢の悪さ=肩にかかる負担の増大 が隠れています。
特に以下の姿勢は、五十肩を引き起こしたり悪化させる原因になります👇
- 猫背(背中が丸い)
- 巻き肩(肩が内側に入り込む)
- ストレートネック(頭が前に出る)
- 骨盤が後傾した座り姿勢
これらの姿勢は、肩周囲の筋肉に余計な負担をかけ、
関節包や腱の血流を悪化させるため、炎症や硬さがなかなか改善しません。
■ なぜ姿勢が崩れると五十肩が悪化するの?3つの理由
① 肩の関節が正常に動かなくなる
猫背・巻き肩になると、肩甲骨が外側に広がって下に下がります。
その結果、肩関節は正しく動かず、**引っかかる動き(インピンジメント)**が起こります。
その状態が続くことで、五十肩の痛みや拘縮の回復が遅れてしまいます。
② 血流が低下し、炎症が治まりにくい
悪い姿勢は、肩周囲の筋肉を緊張させ、血行を悪くします。
血流が悪いと、炎症が長引いたり、関節包が硬いまま戻らなかったりします。
五十肩が「治りにくい」「時間がかかる」と言われる背景には、
この 慢性的な血流低下 が関係しています。
③ 首や背中の負担が増えて痛みを助長する
猫背・巻き肩の姿勢は、首や背中の筋肉にも負担をかけます。
肩だけでなく首〜肩甲骨周りにも痛み・張りが出ることで、
五十肩の痛みをさらに強く感じる原因になります。
■ 五十肩の人が注意すべき姿勢のクセ
反復する習慣が痛みを長引かせます👇
- スマホを見る時に頭が前に出る
- パソコン作業で背中が丸まる
- 座るときに骨盤が倒れている
- 肘つき・横向き姿勢が多い
- 物をいつも片手だけで持つ
特にデスクワークの方は要注意です。
肩が常に前に入り、関節が固まりやすくなります。
■ 五十肩改善に欠かせない「姿勢の整え方」
五十肩の治療で重要なのは、痛みをとるだけでなく
肩が動きやすい姿勢に戻すことです。
以下を意識すると回復がスムーズになります👇
① 背筋を伸ばして胸を軽く張る
肩が前に入り込むのを防ぎ、肩甲骨が正しく動きやすくなります。
② 肩甲骨を軽く引き寄せる
「肩を後ろに軽く引く」意識だけでも、肩の負担は大幅に減少します。
③ お腹・背中を支える“体幹”を意識
体幹が弱いと姿勢がすぐ崩れ、肩に負担がかかります。
■ 治療院でできる姿勢改善アプローチ
テラ治療院では、
- 肩の動きのチェック
- 姿勢(猫背・巻き肩・骨盤)評価
- 肩甲骨の可動域改善
- 姿勢を整えるための施術
- 自宅でできる簡単な姿勢指導
を行い、痛みの原因に合わせて根本改善を目指します。
五十肩は「姿勢を整えるだけでグッと楽になる」ケースも多いです。
■ まとめ
五十肩は肩の病気ですが、
実は 姿勢(猫背・巻き肩)が痛みを長引かせる大きな原因になっています。
- 肩が上がらない
- 夜に痛みが強い
- 長期間改善しない
そんな方は、一度姿勢の見直しをしてみましょう。
お悩みの方はテラ治療院へご相談ください。
「皆様の身体の悩みを『技術』と『まごころ』と『おもてなし』で治します。
