こんにちは、テラ治療院です。
「腕がしびれる」「肩・首が重だるい」「手が冷えやすい」
そんな症状が続いていませんか?
その原因、**胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)**かもしれません。
今回は、この症状についてわかりやすく解説していきます。
■ 胸郭出口症候群とは?
胸郭出口とは、**首と胸の間にある“神経と血管の通り道”**のこと。
このスペースが狭くなり、神経や血管が圧迫されることで、
腕や手にしびれ・痛み・だるさが現れる症状を「胸郭出口症候群」と呼びます。
特に、
- 猫背
- なで肩
- 巻き肩
- 長時間のデスクワーク
- 荷物を持つ習慣
など“姿勢”や“使い方”の癖と深く関係しています。
■ 胸郭出口症候群が起こる3つのポイント
胸郭出口には3つの圧迫ポイントがあり、それぞれ問題が起こる場所が異なります👇
① 斜角筋(首の筋肉)での圧迫
首まわりの筋肉が硬くなることで神経が圧迫されるタイプ。
ストレートネック・猫背で起こりやすい。
② 鎖骨と肋骨の間での圧迫
“なで肩”の人に多いパターン。
鎖骨の下を通る神経・血管が圧迫されてしびれが出る。
③ 小胸筋による圧迫
胸の前の筋肉が縮んで硬くなることで神経が押されるタイプ。
巻き肩・スマホ姿勢で特に多い。
■ 主な症状
胸郭出口症候群は、腕〜指先にかけてさまざまな症状が現れます。
- 腕のしびれ・ジンジン感
- 手の冷え・血行不良
- 肩・首まわりの重だるさ
- 腕がすぐ疲れる
- 握力が落ちる
- 腕を上げると悪化する
- 荷物を持つとしびれる
症状が日によって変わりやすく、
「肩こりとしびれが同時に出る」ケースも多いのが特徴です。
■ なぜ姿勢が関係するの?
胸郭出口症候群は、姿勢の崩れが最大の原因です。
特に次の姿勢は要注意👇
- 猫背で肩が内巻きになる
- 頭が前に出る(ストレートネック)
- なで肩で肩が落ちている
- 肩甲骨の動きが悪い
これらの姿勢では、胸郭出口のスペースが狭くなり、
神経と血管が圧迫されやすくなります。
■ 放っておくとどうなる?
軽いしびれでも油断は禁物です。
放置すると👇
- 慢性的なしびれ・痛み
- 握力低下
- 首・肩のコリ悪化
- 神経症状の悪化
につながることがあります。
■ 治療院でのアプローチ
テラ治療院では、胸郭出口症候群に対して
姿勢改善 × 筋緊張緩和 × 神経圧迫の除去
を中心に施術を行います。
具体的には👇
- 首(斜角筋)・胸(小胸筋)・肩まわりの筋肉の緊張を軽減
- 猫背・巻き肩の姿勢調整
- 肩甲骨の動き改善
- 神経の通りを良くする施術
- 生活習慣のアドバイス(スマホ・デスクワーク対策)
姿勢が整うことで、症状が解消されるケースが非常に多いです。
■ 自宅でできるセルフケア
- 胸を開くストレッチ
- 肩甲骨を軽く寄せるエクササイズ
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 荷物を片側だけで持たない
これだけでも症状の改善が期待できます。
■ まとめ
胸郭出口症候群は、
腕のしびれ・だるさの“隠れた原因” になりやすい症状です。
特に猫背・巻き肩・なで肩などの姿勢がある人は注意が必要です。
「腕がしびれる」「肩が重い」「手が冷える」
そんな方は是非テラ治療院へご相談ください。
皆様の身体の悩みを『技術』と『まごころ』と『おもてなし』で治します。
